FC2ブログ

中学1年生:激しい頭痛で不登校

中学生激しい頭痛で不登校






メールでのご相談


中学1年の娘の症状をメールでお伝えさせて頂きます。
もともと起立性調節障害の症状があり朝は苦手なのですが1年くらい前から朝の頭痛と生理の腹痛が激しくなりこの2ヶ月ほど朝から激しい頭痛のため今は学校も行けない状態になりました…先月から婦人科で月経困難症と診断されピルを服用しています。頭痛外来にも通っておりますが、頭痛は日に日に激しく改善はみられません…親としてなんとか痛みだけでも取ってやりたいと思い、先生の院が頭痛を治すのを専門としておられるということで藁にもすがる思いで予約をしました…どうかよろしくお願いいたします!!




初診は頭痛なし


中学1年生のHさん、激しい頭痛で学校へ行けなくなっています。

初診の判断は、中学生によくある反抗期の頭痛という診断です。

初診は頭痛がなしですので、こめかみ頭痛を起こしている痛みのラインを確かめますと激痛です。

初回は、この痛みのラインが緩んで行くかどうかを診ていきます。

軽く首に触れながら、頭痛を起こしている痛みのラインの緊張を取り除いて行きます。

繰り返し緊張を取り続けますと、やがてラインは緩み切りました。

確認です「頭すっきりしました。体が軽いです。」 ここで初回終了です。




その後の改善


初回以降は1週間頭痛が出なかったそうです。

1週間スタンスで2回目以降は、再び頭痛が出たが80%ぐらいに。

3回目以降は頭痛が60%に軽減して、日常が楽に、朝食が食べれる様に、でも学校は行けていません。

4回目、この段階で体の緊張を取り終えましたので1度様子見となります。

初診で改善には4回必要とお伝えし、親御さんもきちんと所定回数をクリアして頂きました。

頭痛の強さが戻って来る様でしたらお越しくださいとしました。




2ヶ月してお母さんより


あれから学校に行けるか心配してたのですが休みながらなんとか三学期は登校できました…クラス替えがあるので4月から行けるか心配でしばらく様子を見てからと思ってたのですが今のところ順調に学校に行ってます…学校の配慮も頂き2年生からは楽しく登校できています♪…ただ疲れやすいので塾は疲れたら休ませて土日はゆっくり休ませております。

受診後、頭痛も改善して学校に通えているとのメールを頂き安堵いたしました。

中学生の頭痛の場合は、改善するしないが判断し難いので嬉しい限りです。





兄弟での違い


Hさんは長女で、弟・妹さんがおられ皆さん反抗期ですが反抗の出方が違います。

弟さんは姉妹に暴力的だそうです。妹さんは口に出して嫌だとはっきり云うタイプです。

この二人は、反抗期の緊張を外に吐き出している発散タイプです。

Hさんは我慢タイプなので、反抗の緊張をひたすら溜め込んでいる感じです。

その溜まった緊張の吐出口が、頭痛であり起立性調節障害であり不登校なのです。




頭痛の今後は


中学2年生になったHさん、まだまだ反抗期は続いていますので、頭痛が出ないとは言えません。

我慢タイプのHさん、徐々に緊張が溜まると頭痛が出てくるかもしれません。

たまの頭痛で薬を飲んですぐに治まるならば問題なしです。

頭痛が頻発したり、薬ですっきり治まらない場合はメンテナンスが必要です。

メンテで体に溜まった緊張を取り除くと、再び良い状態に復帰出来ます。









眼精疲労:目が開けにくい

眼精疲労14-09-14





目が開けにくい


大阪からお越しの主婦のYさん、3ヶ月前から目が開けにくくなっています。

眼科・内科・鍼灸・マッサージと通いましたが芳しい改善がありません。

初回も目がしょぼついて辛そうですので、改善に努めて行きます。




体にアプローチ


眼精疲労を起こしている「痛みのライン」の緊張を取り除いて行きます。

次に、消化器官の疲労を軽減させ、腹部の緊張を解除します。

続いて首肩の筋肉のこわばりを取り、頚椎のズレを微調整します。

体の緊張が大いに緩みましたのでYさんに確認して頂きます。

「目がすっきりです。目を開いても辛くないです。」 初回はここで終了です。




その後の改善


初回以降は、眼精疲労が70%ぐらいになったそうです。

週1回のペースで、2回目以降は、眼精疲労が50%ぐらいに軽減。

3回目以降は、眼精疲労が30%ぐらいに軽減。

4回目以降は、症状に波がある状態に。

5回目、まだ少し残っていますがこの段階で一旦終了としました。

今後は、眼精疲労が増して来ればご来院下さいとしました。




過食の疲労


眼精疲労のある方の場合は、多くが消化器官に疲労を抱えておられます。

Yさんも細身なのに大食いの部類に入るほどの大食漢です。

長年の過食で胃と肝臓に疲労が溜まり続けてついに限界が来た感じです。

胃と肝臓に疲労が溜まると、眼精疲労を起こす痛みのラインが出来てきます。

このラインが常に目を刺激するため、開けづらくなったようです。




腹部の緊張


Yさん腹部にストレス系の緊張も入っていました。

3ヶ月前にあった家族間のストレスが、眼精疲労を起こす引き金になったようです。

腹部の緊張を取りますと、眼精疲労の改善が進んで行きました。




眼精疲労の今後は


眼精疲労は消化器官の疲労と、腹部の緊張を減らす事で大いに改善しました。

ただし過食の疲労は日々の積み重ねで徐々に溜まる可能性があります。

家族間のしんどさも多少続いていますので、目の疲労が増してきたらたまのメンテが必要かもしれません。

それでも元の様なひどい眼精疲労には戻る事はないでしょう。










子宮筋腫と頭が攣る頭痛

頭が攣る15-04-11






頭がつっている


主婦のWさん、頭頂がつる頭痛が出てひどい吐き気で激しく嘔吐するそうです。

軽く首に触れながら、頭痛を起こしている痛みのラインの緊張を取り除いて行きます。

繰り返し緊張を取り続けますと、やがてラインは緩み切りました。

Wさんに確認です「頭のつり感は変わっていません。」




頭痛の原因部分


この場合は視点を変えて、再度体にアプローチします。

問診を重ねながら、原因部分を探して行きます。

体調の変化をお聞きするとWさん「最近子宮筋腫が大きくなって8センチもあります。」

どうも子宮筋腫が強い引張を起こしている可能性が大です。




大いに改善


痛みのラインを通して、子宮筋腫の緊張を取り除いて行きますとすぐに反応がありました。

Wさん「頭のつり感が減ってきました!」

繰り返し緊張を取りますと、やがて腹部の緊張が緩みきりました。

Wさんに確認です「頭頂のつりが消えました、頭すっきり首も楽です。助かりました。」 




腹部の緊張


子宮筋腫は、筋肉層にできた良性の腫瘍で、平滑筋の細胞が異常に増殖したものです。

医学的にもなぜ平滑筋が異常増殖するかは不明です。

当院的には、腹部に入ったストレス系の緊張が子宮筋腫を作り出すと考えています。

事実、子宮筋腫の緊張を取り除くと頭痛が治まったのですから、やはりそこに緊張がある事は確かです。




今後は


Wさんの場合は、日々のストレス系の緊張が徐々に腹部の子宮筋腫に溜まって行くようです。

今回緊張を取り除きましたので、当分はよろしい状態が続くと思われます。

緊張が溜まって来ると頭のつり感が出てくるようですので、つり感が出て来たらお越し下さいとしました。

2ヶ月に一度ぐらいのメンテをされれば、頭痛も出ずに筋腫の肥大も抑制出来ると思われます。









プロフィール

平安コンディショニング院長

Author:平安コンディショニング院長
痛みこり専門整体院
片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・子供の頭痛・眼精疲労・円錐角膜痛・目の痛み・肩首のこりを専門にしております。京都市の三条寺町にある平安コンディショニング。

当整体院「総合サイト」のご案内
ネットで予約する
ネットで質問する
カテゴリー
月間アーカイブ
ブログランキング
にほんブログ村 健康ブログ 体の悩みへ