頭痛解消ブログ >> 2015年02月
女性の五十肩
初回の肩の痛み
滋賀からお越しの主婦のYさん、1ヶ月前から右肩に痛みが出て、五十肩との診断を受けられています。
腕の前・横が上げづらく、後ろ手で痛みが強く出ますので典型的な五十肩の症状です。
右肩腕を辛くさせている「痛みのライン」を確認して、そのラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し緊張を取り続けますと、やがてラインは緩み切りました。
Yさんに確認です。「少し楽になりました。」
初回大きな改善はありませんが、深追いせずにここで終了です。
お菓子の疲労
Yさん胃と肝臓に消化器官の疲労が溜まっています。
お聞きするとお菓子・スイーツが大好きで小さい時から食べられています。
お菓子の糖質は胃とすい臓を疲労させます。
お菓子に使われている、植物油・マーガリン・ショートニングなどが肝臓疲労を起こします。
胃と肝臓に疲労が溜まると痛みのラインが出来てきて、上半身に色々な症状を起こします。
Yさんの五十肩にも大きく関与していました。
抜け出た辺り
五十肩は長年の我慢を抜け出た辺りから起きてくるという特徴があります。
消化器官の疲労も関与していますが、基本的にストレス系です。
Yさんの場合は、実家の父親の体調不良辺りから起きていました。
幼少期の厳しく怖い父親、常に母を責める父親その溜まった我慢が
父親の体調不良を境に一気に吹き出して来たのが、五十肩という診断です。
その後の改善
毎回、内蔵に蓄積したお菓子の疲労を地層を剥がすように取り除いて行きます。
同時に腹部に入っているストレス系の緊張を整体の療法で丁寧に取り除いて行きます。
初回以降は、腕は上がらないが夜間の痛みなどが軽減したそうです。
2回目以降は、70%ほどに軽減。
3回目以降は、50%ほどに軽減。
4回目、後ろ手にしても痛みが出ませんのでこの段階で終了としました。
腕の可動域は制限がかかっており、無理に上げると痛みがまだあります。
しかし、夜間痛などの疼くような痛みはこれで起きなくなるでしょう。
可動域は日にち薬
五十肩は肩関節に炎症が起きて、関節の粘膜が癒着する事で肩が動かなくなります。
肩の可動域の不自由は、炎症が治まると癒着部分が徐々に体に吸収されて元の可動域に戻ります。
Yさんの癒着の痛みは日にち薬で徐々に改善して、元の自由な可動域の肩にやがて戻ります。
半年~1年で可動域が自由になってきて、数年かけて最後の違和感が消えて行く感じです。
中学生:毎日の緊張型頭痛
緊張型頭痛が毎日
兵庫県からお越しの中学1年のR君、中学に入ってから頭痛の頻度が増えました。
今では毎日側頭部が締め付けられる緊張型頭痛が出ています。
病院で精密検査を受けますが異常が見つからず困られてご来院頂きました。
最近は、倦怠感・めまい・腹痛も起きていて、やや起立性調節障害的な症状も出ています。
体にアプローチ
側頭部頭痛を起こしている「痛みのライン」の緊張を取り除いて行きます。
次に消化器官の疲労を軽減して、腹部の緊張を緩和させます。
続いて上腕・肩関節のこわばりを解除、首肩の筋肉痛を取り除きます。
改善状況
初回以降は、3日間はひどく頭痛が出たが、その後ましになったそうです。
2回目以降は、頭痛が60%に減り、めまい・腹痛は出ていません。
3回目で、腹部の緊張が取りきれましたので、この段階で一旦終了です。
これで日常差し支えない程度に頭痛が軽減すると思われます。
今後は大丈夫?
R君の頭痛は、中学生に多い「反抗期の頭痛」です。
反抗期は通常は感情にでる物ですが、感情に出ない場合は体の痛みこりに出る場合があります。
我慢タイプのお子さんに多く、R君も我慢タイプであまり感情に出さない性格です。
R君のお兄さんは、中3ですごく反抗を感情に出しているそうです、ですので頭痛はありません。
中学の間は反抗期が続きますので、また頭痛が増える可能性はあります。
その時はメンテナンス受診をされて、疲労を減らすと頭痛が再び落ち着きます。
追伸:4ヶ月後に
R君、4ヶ月後に再来院頂きました。
前回からは、日常生活に支障がない程度に治まっていたそうです。
今月辺りから頭痛が増えだしてという事でお越し頂きました。
今回溜まった疲労をしっかり取り除きましたので、これでまた支障ない程度で推移するでしょう。
【慢性頭痛】こめかみ片頭痛が15年前から
初回頭痛なし
主婦のMさん、29歳から頭痛が起きてそれ以来15年間変わらず頭痛が出ています。
初回は頭痛がありませんので、こめかみ頭痛のラインを確認します。
頭痛のラインを触ると、左右ともに激痛ですので、ラインが緩むかを診ていきます。
繰り返しラインの緊張を取り除きますと、やがて緩み切りました。
Mさんに確認です「ライン触っても痛みないです。」
Mさんの場合は、改善に5回必要とお伝えして終了です。
お菓子の疲労
Mさん、毎日お菓子・スイーツが食べたくなります。
毎日欠かさず甘い物を食べる日々が長年続いています。
お菓子に含まれる糖質は、胃とすい臓に疲労をもたらします。
同時にお菓子に含まれるマーガリン・ショートニング系の油が肝臓に疲労をもたらします。
胃と肝臓に疲労が溜まると、頭痛・肩こり・眼精疲労・首痛などが起きてきます。
腹部の緊張
Mさんの10代と20代にストレスを抱える次期がありました。
この時の緊張が腹部に強く残っていました。
腹部の緊張も、頭痛を強くする原因の一つでした。
その後の改善
初回以降は、頭痛が70%に軽減しました。
2回目以降は、あまり軽減感なしです。
3回目以降は、頭痛が40%に軽減しました。
4回目以降は、頭痛がまったく出なくなりました。
5回目は、最後の疲労緊張を取り除いて終了。
規定回数5回をきちんとクリアして頂きましたので、今後も頭痛はほぼ出ないでしょう。
無性がなくなった!
最後にMさん、「お菓子が最近あまりほしくなくなりました。」とおっしゃっていました。
体の中の疲労や緊張が減ると、「無性に食べたい飲みたい」が大いに減ります。
過食過飲が減りますので、消化器官の疲労も溜まらなくなります。
このW効果で、今後も快適状態が続くと予想できます。