頭痛解消ブログ >> 2015年01月
背中が引張られている
背中が引っ張られる
Kさん片頭痛で以前に来院頂いて大いに改善、ここ4年間はたまに頭痛という程度に落ち着いています。
今回は3か月ぶりに背中の引張が強くなったので、頭痛予防のために来院されました。
同時に肩が内旋して、姿勢が猫背になり丸まってしまうそうです。
確かに肩も腕も内旋して亀のように背中が出て、体勢が悪くなっています。
改善開始
背中を引っ張る痛みのラインがありますので確認します。
背中を引っ張るラインは、パンパン状態です。同時に肩を内旋させるラインも確認します。
この痛みのラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し緊張を取り除きますと、やがてラインは緩み切りました。
Kさんに確認です「背中すっきりしました。肩が広がって行くのが分かりました。頭もすっきりです。」
背中の引っ張りがなくなると、肩の内旋が緩んで猫背丸まりが普通に戻りました。
これでまた快調が続くでしょう。
背中の引張の原因は?
背中の引張の原因は、背中を抜けている痛みのラインの緊張が高まり牽引を起こしたからです。
背中の痛みのライン上には、後頭部・眼の奥があるために頭痛も出る事があります。
背中のラインの出来る原因は、胃と肝臓の疲労でした。
胃と肝臓の疲労を取り除くと痛みのラインが緩んで背中の引っ張りが無くなりました。
猫背丸まりの原因は?
Kさん「施術を受けてから月日が経つと段々と姿勢が悪くなるんです。」との事です。
これも痛みのラインに引っ張られて、肩腕が内旋してきて姿勢が丸まってしまう感じです。
この原因も胃と肝臓の疲労の蓄積で、緊張が高まって引っ張られています。
胃と肝臓の疲労を取り除くと痛みのラインが緩んで姿勢が元に戻りました。
胃と肝臓の疲労原因は?
Kさん、ご飯・麺・パンという炭水化物が大好きです。
炭水化物は胃とすい臓に疲労が溜まって行きます。
その上に、お昼は毎日コンビニ弁当です。
コンビニ弁当は、油と添加物がたっぷりですので肝臓に疲労が溜まります。
この食生活が背中・姿勢・頭痛に大きく関与していました。
溜め込むと
「炭水化物・コンビニ弁当大好きなですが、大丈夫ですよ!」という方も多いと思います。
内蔵に疲労が溜まっても、痛みこりに出てこないケースも多くあります。
痛みこりに出ない人はひたすら内蔵に疲労を溜めま込みます。
疲労が20~30年蓄積しますと内臓の数値が悪くなって、やがて疾患を起こし始めます。
内蔵に疲労が溜まると、体は一部を体外に放出します、それが痛みこりでもあります。
そう考えれば、溜まった疲労を定期的に痛みこりとして放出してくれる方が内蔵には安全です。
そういう意味では痛みこりも体にとっては、決して悪いものでは無いと考えております。
しかし痛みこりは辛い症状ですので、腕の良い整体・鍼灸などをご利用頂ければと思います。
【慢性頭痛】海外旅行までに頭痛が治りますか?
初回は腰痛
Kさん、就職してから頭痛が出るようになり週1~2回の片頭痛に悩まれてご来院頂きました。
長年の頭痛ですが、1か月後に初めての海外旅行があり、何とか頭痛出ずに済みたいとのご希望です。
初回は頭痛はありませんが、腰痛があります。
後頭部・首根の頭痛と腰痛は同じ痛みのライン上にありますので、同類の痛みです。
軽く首に触れながら、痛みのラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し取り除きますと、ラインの緊張はやがて緩み切りました。
Kさんに確認です「お~腰痛みないです。首触っていて腰の痛み取れるんですね。不思議!」
初回はここで終了です。
過食疲労あり
Kさん、胃と肝臓に消化器官の疲労が強く入っています。
お聞きすると、10代からガッツリ食べるタイプだそうです。
長年の過食で溜まった内臓疲労が、痛みのラインを作り出していました。
この痛みのライン上に、頭痛・肩こり・腰痛が痛みこりとして出ている感じです。
腹部にも緊張あり
Kさん、腹部にストレス系の緊張が入っています。
10代・仕事上と過去にあったストレスが腹部に緊張として残っています。
この腹部の緊張も痛みのラインを刺激していました。
その後の改善
毎回、内蔵に蓄積した過食の疲労を地層を剥がすように取り除いて行きます。
同時に腹部に入っているストレス系の緊張層を整体の療法で丁寧に取り除いて行きます。
初回以降は、頭痛は出ているが腰痛が治まった。
2回目以降は、頭痛は出なくなり、腰痛が少し残っている。
3回目で痛みのラインが完全に緩みきりましたので、ここで終了です。
この状態で海外旅行を迎えて頂くことになります。
半年後
それから半年後、Kさんとお話する機会がありました。
Kさん「海外旅行中は一度も頭痛出ませんでした。その後も頭痛・腰痛なく毎日が快適です。」
大丈夫だったようです。
Kさんの疲労や緊張は、すべて過去に積もったものですので取りきれば終了です。
その様な理由から現状の快適さは、これからも続くでしょう。
ヘルペス痛がピリピリ痛い
ピリピリの痛み
主婦のMさん、年末にヘルペスが左おでこ・左目の上・左頭頂部に出たそうです。
病院で投薬治療を受けて発疹は治まったのですが、ピリピリの痛みが取れない状態です。
初回、ピリピリの痛みが断続して出ています。
軽く首に触れながら、左側にある痛みのラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し緊張を取り除きますと、やがてラインが緩み切りました。
Mさんに確認です「あ!痛みまったく感じません。押さえても痛みなしです。首もすっきりしました。」
単純な疲労の蓄積で起きていましたので、この1回で治まるでしょう。
ヘルペスとは
「ヘルペスウイルス」による感染症で、人間に感染するヘルペスウイルスは8種類が知られています。
日本人の70%~80%が感染しているメジャーなウイルスです。
体が弱ったり、疲労が溜まると表面に出て来て帯状疱疹を作り出します。
水疱だけではなくピリピリ・チクチクの痛みが出る場合があります。
これは体内の神経節でずっと眠っていたヘルペスウイルスが目を覚まし、暴れ始めることで起こります。
Mさんの症状
Mさんの場合は、左側に痛みのラインが通っていて左頭に強い緊張をもたらしていました。
緊張がもっと高まれば、左側の頭痛を起こすこともあります。
このライン上に傷ついた神経があったが為に、ウイルスは治まっても痛みが消えなかった様です。
左側の痛みのラインの緊張を取り除くと、痛みはス~と治まりました。
原因は?
Mさんのヘルペス上を通っていたラインは、胃とすい臓のラインです。
胃・すい臓の疲労が大きくなってくると左側のラインが出来て、ライン上に不快症状が起きます。
Mさん年末から飲食が多く、特に甘い物をしっかり取っていたそうです。
甘い物・炭水化物は胃を疲労させます。
同時にインスリンを作るすい臓も疲労が増します。
この2つの消化器官の疲労が今回の痛みに大きく関与していました。
お正月明けの内蔵疲労
お正月だれしも過食過飲ぎみになります。
それによって起きた消化器官の疲労は、体に痛み・こりとして感じる場合があります。
特に胃と肝臓に疲労が溜まると、肩首のこり・頭痛・眼精疲労・腕痛が出て来ます。
当院では消化器官の疲労を取り除く整体療法で不快症状の改善に努めております。