全身の倦怠感

お正月明けからしんどくなった
Sさん、お正月が終わり仕事が始まってから体が一気にしんどくなりました。
全身の倦怠感、右ひざがすごく痛み、左腕が強い筋肉痛になっています。
お正月は実家でゆっくり、年始も特に体にきつい事はしていないそうです。
改善開始
体の中をサーチしながら、だるさ・痛みの原因を探して行きます。
ひざや腕には反応がなく、内臓系に強い反応が感じられます。
「無痛の手法」で内臓の緊張を取り除いて行きます。
確認
起き上がって頂いて腕とひざを確認して頂きます。
Sさん「あ!ひざ痛くない。あれ!腕も痛くない。体も軽い。」
という事で、お正月明けの不調はすっきり解消できました。
なぜお正月明け?
毎年お正月明けは、体が不調になるSさん。なぜでしょうか?
Sさんの場合は、内臓特に胃と大腸に強い緊張がありました。
お正月は実家に帰って、普段よりも大幅に過食してしまうそうです。
胃腸の疲労が緊張を呼び、うで・ひざの痛みに出ていました。
体は酵素で動いている
酵素は体内に3000種類ほどあって、体の中の様々な化学変化に不可欠です。
酵素は消化酵素と代謝酵素の2種類があります。
消化酵素は、唾液・胃液などに含まれ食物の分解に使われます。
代謝酵素は、消化・吸収・消費・排泄を体の全ての部位で行っています。
消化酵素を使いすぎると!
人の体の1日に使われる酵素の全体量は決まっているそうです。
過食をして消化酵素を多く使用しますと、代謝酵素の使える量は減り
体各部の機能は、大幅にダウンして行きます。
過食が何日も続きますと、体全体の疲労度は増して行くと考えられます。
胃と腸はダブルパンチ
Sさんの胃と腸は過食によって、四六時中働くことになり
その上に、代謝酵素の減少で胃腸を機能させる酵素が減少して
胃腸は強い疲労が蓄積して行ったと考えられます。
胃腸の疲労の蓄積は、やがてコリのラインを生み出し
そのライン上に腕痛とひざ痛が起きたと推測できます。
過食は多くのケースで、体の痛み・コリに大きく関与しています。
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