群発期ごとに頭痛が楽に
10年前から群発頭痛
奈良在住の34歳男性のMさん、10年前の社会人になって4年目に群発頭痛が発症しました。
右の首筋→耳の下→奥歯→こめかみ→鼻の奥と痛みが上がってきて
最後に右目奥にえぐられる様な激痛が起きます。
周期は1~2年で、群発期は1ヶ月間毎日頭痛が起きます。
薬が一切効きませんので、ひたすら耐えるしかありません。
体にアプローチ
右目群発頭痛を起こしている「痛みのライン」の緊張を取り除いて行きます。
次に、消化器官に強い過食疲労がありますので軽減させていきます。
続いて、腹部のストレス系の緊張を繰り返し緩和させて行きます。
2013年の群発期
初診、こめかみ・眼の奥に痛みが有りますたので改善したかを確認します。
Mさん「あ~眼の奥が楽になりました!頭がすっきりしてます。」 初回はここで終了です。
その後、計5回受診頂いて群発頭痛はほぼ収束しました。
Mさん「この時期はまだピークで、激痛に苦しんでいるのに…助かりました。」
これで次回の群発期を待ちます。
2014年の群発期
次の群発期、やはり右目に痛みが出て来て2回のサポート受診をされました。
その後は、痛みがいつもの群発期の60%ぐらいになり、我慢できる程度になったそうです。
眼の奥には出なくなり、右の顔面神経痛という感じで3ヶ月続いてそうです。
この段階でサポート受診をさらに続けておかれると、次回の群発期がさらに減ったのですが
Mさんは我慢できる程度なので、そのまま放置されて、群発期が終了しました。
2015年の群発期
群発期やはり右目に出て来て、2013年に戻ったような強さだったので驚かれて受診されました。
集中受診で合計9回受けられて軽い頭痛を感じる程度になられました。
Mさん「今までの群発期で一番楽です!少し軽い頭痛がポツンと一点感じる程度になりました。」
これで今回の群発期は、楽な状態で終われると思われます。
今年ドカンと出た理由
この1年間、仕事の忙しさで疲労や緊張が強くあったそうです。
群発頭痛の方は、疲労や緊張をひたすら溜める習性がありますので
Mさんこの1年間溜まりに溜まった負荷が、上乗せになったので初っ端ドカンと出た様です。
しかし、群発頭痛の大元の原因を毎年減らしていますので、症状は急速に改善しました。
さらに9回の受診で大元の原因をさらに軽減させましたので、次回群発期はさらに楽になります。
もう少し
群発頭痛が治ったという定義は、群発期が無くなる事です。
Mさん、もう一歩の所まで来ています。
出来れば次回の群発期ぐらいで、群発期が無くなる事を願います。
群発期が無くなるとは
群発期が無くなるとは、頭痛がまったく出なくなること、または散発的な普通の頭痛に移行する事です。
このどちらかになれば、群発期は起きず、群発頭痛は治ったと考えられます。
その反対に群発期に普通の頭痛が出ている場合は、群発頭痛はまだ存在しています。
仕事などで疲労・緊張が高まれば、溜まって上積みされて再びドカンと出てしまう危険性があります。
群発期ごとに、根気よく受診されて群発期を解消する事が最終ゴールであると考えています。
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