お正月明けが辛い(その2)

右肩甲骨が痛い
以前にひどい頭痛で通院されて、すっかり改善されたTさん
お正月明けから右肩甲骨の強い痛みと、呼吸がしずらく胸が苦しい感じです。
右ひじもだる痛く、このままゴルフすれば右肘がグキッと来そうとのこと。
お正月の海外旅行疲れ?と思いゆっくり体を休めますが改善なしです。
改善開始
Tさん以前からお越しですので、原因部分が予測出来ます。
痛みのラインを探りながら、緊張・疲労の入った部分を開放して行きます。
やがて体全体が緩みきったので確認です。
Tさん「あ~楽。痛みないです。呼吸も普通に出来ます。」 この段階で終了です。
今回は、ほぼ全て取りきれていますので、1回で終了と思われます。
痛みの原因は?
Tさんの症状は、ほとんど全てが内蔵疲労でした。
お正月のアジア旅行、美味しいものを毎日ご夫婦で楽しまれたそうです。
外食は非日常を演出するために、甘い物・油物がたっぷり使われています。
これで「胃の疲労」と「肝臓疲労」がガツンと溜まった様です。
その上に、大好きな冷飲料で「冷えの疲労」が胃に強く入っていました。
内蔵疲労は痛みこりの大きな原因
内蔵疲労は「消化器官の疲労」が主で、だれでも年齢と共に溜まって行きます。
過去の過食・甘物・カフェイン・油物・冷飲料・お酒などでの疲労は
各臓器に記憶として溜まっていき、やがてその疲労が限界を越えると
「痛みのライン」を作り出して、体のあちこちに痛みこりを引き起こします。
主人はどうも無いのですが?
海外旅行はご主人とでしたが、不調は自分だけだそうです。
疲労は痛みこりに出る場合もあれば、臓器にひたすら溜まる場合もあります。
または脂肪に変換されたり、血圧異常に変換されたり、イライラになる場合もあります。
体は疲労が溜まると辛いので、何らかの方法で回避しようとしているのです。
Tさんの疲労は痛みこりとして出てきているという感じです。
内蔵疲労はだれでも溜まる
内蔵疲労・消化器官の疲労は生きている限りだれでも溜まって行きます。
年齢を重ねただけ、疲労は蓄積してやがて体に色々な不具合が出てきます。
若い時は平気でも、内臓をいじめたらその付けは晩年に回って来ます。
内蔵の疲労は、老化でもありやがていつか内蔵疾患を起こして寿命となります。
内蔵疲労は軽減できる!
内蔵疲労を改善したいと、玄米菜食・2食生活・一汁一菜などを試みるのは良い事だと思います。
しかし、今まで蓄積した疲労はそう簡単に消える事はありません。
現状維持は出来るでしょうが、すっきり症状が無くなるかというと疑問です。
当院は、過去の溜まった疲労を取り除いて体の不調を改善させる手法です。
疲労の地層を一つ一つ取り除いて行く感じで、回を重ねると体が開放されて行きます。
何をしてもすっきりしない方は一度お試し下さい。
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