1年間改善しない五十肩
初回右肩が上がらない
定年8年目のMさん、1年前から右肩が上がらなくなり五十肩との診断です。
整形のリハビリ・マッサージ・あんまと通いましたが改善なく、ネットで当院を見つけてご来院頂きました。
初回、右肩が上がらない・左肩こり・腰痛とあります。
軽く首に触れながら、体の痛みのラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し強い緊張を取り除いて行きますと、徐々に緩和してやがてラインは緩み切りました。
Mさんに確認です「お~右腕上がりますね。肩こりと腰痛は消えてます。」
初回、右肩の痛みは20%残りました。肩こり・腰痛はすっきり取りきれました。
過去の過食疲労
Mさん長年ガッツリ食べる食習慣があったそうです。
しかし、最近あまり食べれなくなってきたとの事です。
胃と肝臓に消化器官の疲労が地層のように蓄積しています。
胃と肝臓に疲労が入ると、上半身に様々な症状が出てきます。
右肩の痛み・肩こりは大いに、内臓疲労が関与しています。
胃と肝臓に疲労が満タンになったので、最近食べれなくなったのかもしれません。
腹部の緊張
Mさん、腹部にストレス系の緊張が案外強く入っていました。
定年後に日々の生活にストレスがあったそうです、どうもその時の緊張だと思われます。
この腹部に入った緊張も五十肩に大きく関与していました。
その後の改善
毎回、胃と肝臓に入った消化器官の疲労を、地層を剥がす様に取り除いて行きます。
同時に過去のストレスが起こしている緊張層を整体療法で丁寧に取り除いて行きます。
初回以降、右肩の痛みが20%に軽減。肩こりと腰痛は感じなくなったそうです。
Mさん「なんかびっくりするほど、痛みが減りました。」
2回目 右肩の痛みもほぼ取りきれましたので、辛さが再び出て来たらお越しくださいにしました。
たぶんこれで元のような痛みに戻ることはないでしょう。
可動域に関しては現状多少違和感がありますが、これは日にち薬で消えて行きます。
ストレスを抜け出た辺り
五十肩は、長く続いたストレスから抜け出た辺りから出てくるケースが多いのです。
Mさんの場合もちょうど1年前辺りから定年後のストレスが緩和したそうです。
Mさんが抱えていた疲労や緊張は、すべて過去形でしたので取り除きますと終わりです。
ですので五十肩の強い痛みが再び出て来ることはありません。
五十肩は肩関節に炎症が起きて、関節の粘膜が癒着する事で肩が動かなくなります。
肩の可動域の不自由は、炎症が治まると癒着部分が徐々に体に吸収されて元の可動域に戻ります。
Mさんの少し残っている癒着の違和感は日にち薬で改善して、元の自由な可動域の肩にやがて戻ります。
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