女性の五十肩
初回の肩の痛み
滋賀からお越しの主婦のYさん、1ヶ月前から右肩に痛みが出て、五十肩との診断を受けられています。
腕の前・横が上げづらく、後ろ手で痛みが強く出ますので典型的な五十肩の症状です。
右肩腕を辛くさせている「痛みのライン」を確認して、そのラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し緊張を取り続けますと、やがてラインは緩み切りました。
Yさんに確認です。「少し楽になりました。」
初回大きな改善はありませんが、深追いせずにここで終了です。
お菓子の疲労
Yさん胃と肝臓に消化器官の疲労が溜まっています。
お聞きするとお菓子・スイーツが大好きで小さい時から食べられています。
お菓子の糖質は胃とすい臓を疲労させます。
お菓子に使われている、植物油・マーガリン・ショートニングなどが肝臓疲労を起こします。
胃と肝臓に疲労が溜まると痛みのラインが出来てきて、上半身に色々な症状を起こします。
Yさんの五十肩にも大きく関与していました。
抜け出た辺り
五十肩は長年の我慢を抜け出た辺りから起きてくるという特徴があります。
消化器官の疲労も関与していますが、基本的にストレス系です。
Yさんの場合は、実家の父親の体調不良辺りから起きていました。
幼少期の厳しく怖い父親、常に母を責める父親その溜まった我慢が
父親の体調不良を境に一気に吹き出して来たのが、五十肩という診断です。
その後の改善
毎回、内蔵に蓄積したお菓子の疲労を地層を剥がすように取り除いて行きます。
同時に腹部に入っているストレス系の緊張を整体の療法で丁寧に取り除いて行きます。
初回以降は、腕は上がらないが夜間の痛みなどが軽減したそうです。
2回目以降は、70%ほどに軽減。
3回目以降は、50%ほどに軽減。
4回目、後ろ手にしても痛みが出ませんのでこの段階で終了としました。
腕の可動域は制限がかかっており、無理に上げると痛みがまだあります。
しかし、夜間痛などの疼くような痛みはこれで起きなくなるでしょう。
可動域は日にち薬
五十肩は肩関節に炎症が起きて、関節の粘膜が癒着する事で肩が動かなくなります。
肩の可動域の不自由は、炎症が治まると癒着部分が徐々に体に吸収されて元の可動域に戻ります。
Yさんの癒着の痛みは日にち薬で徐々に改善して、元の自由な可動域の肩にやがて戻ります。
半年~1年で可動域が自由になってきて、数年かけて最後の違和感が消えて行く感じです。
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