腰の曲がり
腰が曲がって
2年前に腰痛で来院頂いた東大阪市のTさん、腰痛はあれ以来起きていないのですが
腰が段々と曲がってしまい、今では歩くのが不自由になって来たそうです。
腰が90度ぐらいに曲がっていますので、歩行にはしんどさが出ます。
しかし、どこかに痛みがある訳ではなく、上向きにも寝ることも可能です。
家では自転車にも乗っておられますが、歩行では曲がってしまいます。
体の診断
体のおなか側を通過している「痛みのライン」を確認すると、固く突っ張った状態です。
痛みのラインは、痛みだけではなく体幹を牽引して体のゆがみを作り出します。
おなか側と背中側の引張のバランスで人はまっすぐ立てるのですが
このバランスが狂うと体幹は変化して不安定になって行きます。
Tさんの場合は、おなか側の引張りが強くなってしまって体が丸まってしまった様です。
体にアプローチ
おなか側の痛みのライン(引張のライン)の緊張を取り除いて行きます。
繰り返し緊張を撮り続けますと、Tさん「何や腕が楽になって来ましたわ。」
ラインが緩んで来たので、腕の緊張が緩和したのを感じられたようです。
やがて引張のラインが緩み切りましたので確認です。
Tさん「腰だいぶと伸びましたわ。何や歩くのが楽です。」 ここで終了です。
今後は
これで腰の曲りは当分の間は、楽な状態が続くでしょう。
しかしTさんの場合は、おなか側の引張のラインは少しづつ増える傾向にあります。
3ヶ月に1度ぐらいメンテナンスに来られる事をお薦めしました。
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