頭痛解消ブログ >> 2015年03月
【慢性頭痛】薬が効かない緊張型頭痛
初回は腰痛あり
Tさん中学から頭痛があって後頭部がずっしり重い緊張型頭痛が週2~3回起きています。
初回は頭痛はありませんが腰痛があります。
後頭部頭痛と腰痛は同じ痛みのライン上に起きていますので、別物ではありません。
首の部分で痛みのラインに軽く触れて、ラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返し緊張を取り続けますと、やがてラインは緩み切りました。
Tさんに確認です「あ~腰痛くないです。」 この段階で初回終了です。
お菓子の疲労
Tさん胃と肝臓に消化器官の疲労が地層の様に溜まっています。
お聞きすると10代からお菓子好きで毎日欠かさず食べるそうです。
胃と肝臓に疲労が溜まると、上半身に頭痛・肩こり・首こり・眼精疲労などを引き起こします。
Tさんの頭痛には消化器官の疲労が大きく関与していました。
腹部の緊張
Tさん腹部にはストレス系の緊張がありました。
10代の両親との関係、就職して適応障害で退社その時のストレスの緊張がありました。
腹部にストレス系の緊張があるので、生理痛がひどくピルを服用されています。
これらの過去のストレス系の緊張も頭痛に関与していました。
その後の改善
毎回、内蔵に蓄積したお菓子の疲労を地層を剥がすように取り除いて行きます。
同時に腹部に入っているストレス系の緊張を整体の療法で丁寧に取り除いて行きます。
初回以降は、2~3日は良かったが徐々に元に戻った。
2回目以降は、頭痛の痛みが軽くなる。肩首が改善、腰痛は少しだけに。
3回目・4回目以降は、頭痛は10%ぐらいになる。腰痛なし。肩首は少し。
5回目頭痛のラインが緩みきったので、ここで終了としました。
元には戻らない
過去に溜まった疲労は取りきれば終わりで、その疲労は戻って来ることがありません。
ですので、症状は軽減して元のような頭痛に戻る事はありません。
Tさんの場合は、消化器官の疲労は今まで溜めた過去の疲労です。
ストレス系の緊張も過去形でしたので、腹部の緊張を取り除く事で解消できました。
過去の疲労や緊張が大幅に減ったので、元のような頭痛に戻らないでしょう。
群発頭痛が集中受診で大いに改善
10年ぶりの群発頭痛
神奈川県在住のTさん、34歳の群発期以来10年間頭痛が出ていませんでした。
ところが今年に入って再び群発期がやって来て、群発期の期間を過ぎても治まらない状態です。
特に最近では、頻度が増して1日2回昼夜に左眼の奥に激痛が1時間続きます。
イミグランの自己注射・点鼻薬で何とかしのいでおられます。
1泊2日の集中受診
Tさん遠方からの受診ですので、1泊2日で5回の集中受診を希望されました。
前回群発期から10年の間に溜まった疲労を軽減させて行きます。
同時に群発頭痛の大元の原因である強い緊張を繰り返し緩和させて行きます。
改善感を観察
集中受診後、1週間ほどは体が変化して行きますので、強く頭痛が出る事もあります。
1週間後から改善感が出てくるかを観察して頂きます。
10年間出ていなかったという点からも、軽減感が出る可能性が大という判断です。
その後の経過
その後1週間ほどして、メールサポートで様子をお尋ねしました。
そのお返事の内容です。
「受診直後に一度、群発頭痛が出ましたが、それ以降、群発頭痛は出ておりません。
お陰様で睡眠も取れています。ありがとうございました。」
予想通り大いに改善感が出ておられました。
今回の群発期は、これで治まると思われます。
今度はいつ群発期が訪れるかは不明です。ひょっとしたら出ない可能性もあります。
もしも群発期がやってきたらご相談下さいと返信させて頂きました。