頭痛解消ブログ >> 2014年04月
親子で頭痛改善
初回おでこに頭痛
主婦のNさん、最近毎日の右おでこの頭痛・眼精疲労に悩まされておられます。
初回おでこに頭痛があり眼精疲労もあります。
おでこ頭痛と眼精疲労は同じ痛みのライン上にありますので別物ではありません。
軽く首に触れながら、頭痛のラインの緊張を取り除いて行きます。
繰り返しラインの緊張を取り除くと、やがてラインがゆるみ切りました。
Nさんに確認です「あ~おでこ頭痛ないです。眼がすっきりしました」 ここで初回終了です。
消化器官の疲労あり
Nさん、甘い物・お菓子・パンが大好きです。毎日ちょくちょく食べてしまいます。
甘い物すなわち糖質は、胃・すい臓に疲労を起こします。
お菓子・パンに入っているマーガリンなどの植物油が肝臓の疲労を作り出します。
胃と肝臓は大きな臓器ですので、疲労による緊張が高まると痛みのラインを作り出して
体の様々な所に不快症状を出します。Nさんの場合は頭痛・眼精疲労・肩こりとして感じています。
心の疲労も関与
依存性食品である甘い物が無性にほしい場合は、その大元に心の疲労を抱えています。
心の疲労とは、ストレスの緊張が起こす疲労です。
Nさん、10代・仕事上・結婚してからにストレスが強く掛かった期間があったそうです。
その時の緊張が下腹部特に子宮卵巣に入っていました。
その影響でしょう6年前に子宮頸管ポリープで治療を受けられています。
この様に過去のストレスでも、その時の緊張が腹部に残ってその後の症状に出てくるケースがあります。
Nさん、この腹部の緊張が痛みのラインにも影響して頭痛を起こす一因になっていました。
その後の経過
毎回、消化器官に蓄積した疲労を地層を剥がすように取り除いて行きます。
同時に心の疲労が作り出した緊張層を整体の療法で丁寧に取り除いて行きます。
初回以降、毎日の頭痛が出なくなりました。
2回目以降は頭痛なし、肩首まし、眼精疲労が少しになえいました。
3回目お越しの時には、症状がほとんど無くなっていました。
この段階で、まだ頭痛が出るようでしたらお越しくださいとしました。
Nさんの頭痛は過去形の疲労が起こしていましたので、取りきれば終わりです。
これで元のような頭痛に戻ることは無いでしょう。快適な体調が続くことでしょう。
改善効果が大きかった理由
頭痛で学校に行けなくなっている高3の娘さんと一緒に受診されました。
娘さんが学校に行けない事にイライラされていた部分が案外ありました。
娘さんの改善とともに、お母さんの改善も同時に一気に進んだ感じです。
親子は心身の不調を共有しています、特に母子の共有部分は大きいと感じています。
Nさんも、高3の娘さんと疲労・緊張を共有されていたと思われます。
今回同時に母子で改善を進められたので一気に症状が治まった感じです。
親子での同時不調改善はお薦めです。
お子さんが10代以下の場合は特に効果ありと思います。
娘さんの改善ブログもご覧ください。

右足が伸びずに歩行困難
3週間で歩けなくなった
大阪からお越しの主婦のHさん、今月に入って3週間ほどで歩けなくなったそうです。
整形で検査をしても異常がなく、右あしが曲がったままで伸びない状態です。
一番は右股関節(そけい部)~右ひざが伸びない状態です。
触診しますと、右股関節に強い痛みのラインが貫通しています。
この右のラインが強い緊張で縮こまってしまい、股関節~ひざをロックしている感じです。
改善開始
首に軽く触れながら、右股関節のラインの緊張を取り除いて行きます。
この右股関節ラインは2本強く張り詰めています。
ひとつは肝臓・胆のうを通るラインで、ここは油疲労です。
もうひとつは腎臓~膀胱の強い疲労でラインが出来ています。
ひたすら蓄積した疲労の層を剥がすように繰り返し根気よく取り除いて行きます。
やがてラインが緩みきったので、起き上がって確認です。
Hさん「あれ~何か普通に歩けます。すごい!」 ここで初回終了です。
帰りは車いすなしで帰宅頂けました。
内臓の疲労
肝臓・胆のうの疲労は主に植物油疲労ですので、お聞きしてみますと若い時からお菓子好きです。
お菓子が手放せないそうで、ポテチ(4割が油です)も大好きだそうです。
肝臓~胆のうラインは疲労が入ると、すごい牽引力を生み出します。
その牽引力が右股関節~右ひざをロックする事になった様です。
腎臓は10年前から透析を受けているそうなので、すでに腎臓自体が疲労しています。
腎臓は糖尿病系ですので、お菓子の糖質の疲労が腎臓に来ているようです。
心の疲労もあり
ご主人曰く「内の家は戸棚開けたらお菓子の袋が溢れ出てきます」
お菓子が無性に食べたいという場合は心の疲労もあります。
心の疲労とは、ストレスによる緊張が生み出した疲労です。
心の疲労は腹部に入ってきますが、Hさんの場合は腎臓にその時の緊張が入っています。
10代・家庭で・子育てなどでストレスがかかった時期があり、その時の緊張が残った様です。
その後
毎回、胃・肝臓などの疲労を繰り返し根気よく取り続けて行きます。
同時に腹部のストレス系の緊張を整体の療法で丁寧に取り除きます。
2回目自力歩行で来られる様なった。
3回目歩行は問題なしだが腰とひざが痛む。
4回目起きる時に少しひざに痛みがある。
5回目痛みがほぼ出ないようになった。
この段階で一旦終了です。また症状が出てくればお越しくださいとしました。
Hさんの疲労と緊張は、過去の蓄積で起きていましたので取りきれば終わりです。
ですので、歩けなくなるような事は再び起きないでしょう。
35歳で始まった群発頭痛
右眼が重痛い
高知からお越しのMさん、15年前から右目の群発頭痛に悩まされておられます。
初回、右眼が重痛い頭痛があります。右眼頭痛のラインがパンパンに張っています。
繰り返し繰り返し緊張を取りますと、やがてラインがゆるみ切りました。
Mさんに確認です「お~右眼すっきりしてます」 初回はここで終了です。
群発には過食がともなう
群発頭痛は必ず過食過飲が伴います。
Mさんもやはり、昔からガッツリ食べておられます。お酒を飲まれないので甘党です。
特に揚げ物系の油・お菓子系の油の摂取が多いために肝臓に強く疲労が溜まるようです。
肝臓は右側にある臓器なので、右側の痛みに大きく関与します。
Mさんも、肝臓に1年半ひたすら過食の疲労を溜め込んで行きます。
肝臓に疲労が満杯になると、右頭痛のラインを通してドカンと頭痛という形で痛みを吹き出します。
疲労が出尽くすと、再び1~2年かけて過食の疲労を貯め続けるのです。
群発頭痛はこの様な仕組みですので、定期的に起きてくるのです。
群発の大元の原因
過食過飲を起こす要因の一つに過去のストレス系の緊張も関与しています。
Mさんは30代に仕事で強いストレスを受けた期間があります。
この辺りから特に過食過飲に拍車がかかったそうです。
その時の緊張が腹部に残って、頭痛のラインに影響していました。
Mさんの場合は施術が計6回必要とお伝えしました。
改善状況
Mさんすでに群発が終息ぎみの時でしたので2回目以降は痛みがありません。
しかし、まだ右眼群発のラインが張っていますので、これが緩むまで毎回疲労を取り続けます。
この様に、頭痛が無いときでも群発のラインで状況を確認できます。
所定の6回でしたが、頭痛が収束しましたので5回で来られなくなりました。
これで以前のような勢いの頭痛は無くなるでしょう。
ただし残り1回分は残っているので、次回少し出てくる可能性もあります。
その時は、再度受診頂いて残りの疲労を取り除くと完全に出なくなります。
この様にして、当院は群発が治まるまでサポートして行きます。