頭痛解消ブログ >> 2015年09月
〈眼精疲労改善日誌〉眼球のコリが辛い
デスクワークがつらい
福井県敦賀市からお越しの39歳男性Nさん、20年間慢性の眼精疲労を抱えておいでです。
眼球・眼の周りがこってきて、眼の奥がズンと重たくなり、首付根が詰まって来ます。
雨が降る時、仕事の忙しい時は特にひどくなり、2~3日辛さが続くそうです。
それ以外にも毎日夕方になると眼のコリが気になりだし、仕事に差し支える状況です。
眼精疲労のラインを確認
Nさんの眼精疲労を起こしている「痛みのライン」を確認します。
眼精疲労のラインは目~足先~指先まで続いていて触ると痛みを感じます。
Nさんにも、痛みのラインの存在を触診して感じて頂きます。
Nさんの場合は3つのラインが眼の周りと目の奥につながって、目を強く刺激しています。
この眼精疲労のラインの緊張を取り除きますと、今ある眼精疲労が消えて行きます。
体にアプローチ
眼精疲労を起こしている痛みのラインの緊張を、しっかりと取り除いて行きます。
次に、過去の消化器官の疲労が大きいのでしっかり軽減して、腹部のストレス系の緊張を緩和させます。
続いて肩首・肩関節・股関節・下肢の筋肉のこわばりを解除します。
Nさんに確認です「眼の奥が痛くないです。目がすっきり視界が広がりました。」
初回大いに改善感がありましたので、後は回を重ねると良くなって行くでしょう。
初回の改善感
初回の改善感でその後の症状の回復度合いを予測する事が出来ます。
初回に症状が大いに改善した方の場合は、後は回を重ねるごとに改善が進んで
その後は元の様な辛い症状には戻らない方という予測を致します。
初回に症状がない場合でも、終わってからの体の軽い感・すっきり感を実感できた場合は
あとは同様に回を重ねるごとに改善が進んで行きます。
その後の改善
初診以降は、目のコリ感がやや減少して80%ぐらいになったそうです。
2回目集中受診(2回)以降は、目のコリ感が60%になりました。
3回目集中受診(2回)以降は、目のコリ感が40%になりました。
4回目集中受診(2回)以降は、目のこり感・目の痛みが20%になり、首は詰りが出なくなったそうです。
5回目は目を辛くしているラインが完全に緩みましたので、一旦終了としました。
元の辛さに戻らない
Nさんの場合は、20年間の間に蓄積した疲労や緊張が今の辛さを作り出していました。
この様な過去に溜まった疲労・緊張は、取り除きますと終わりで再び戻って来ることがありません。
ですので、後は回を重ねると改善が進み、元の辛さに戻ることがないのです。
通常当院では5回ぐらいで症状が大いに改善しますので、多くの方がその辺りで受診を終了されます。
ところがNさん、受診9回かけて徹底的に溜まった疲労・緊張を取り除かれました。
ここまで受診頂ければ、元の症状に戻る事はなく、現状の快適さを維持出来るでしょう。
遠方からの受診ありがとうございました。
〈緊張型頭痛改善日誌〉おでこ頭痛がつらい
集中できない慢性頭痛
滋賀県の42歳の男性Hさん、毎日一日中後頭部~おでこの緊張型頭痛に悩まされておられます。
常に、集中が出来ず・活字が読めない・考え事が出来ない状態です。
23歳仕事を初めて4年目辺りから起き始め、以来20年間症状を抱えたままの慢性頭痛です。
不眠も強く、最近はお酒を飲んでも寝れなくなり、心療内科の薬を服用されています。
体にアプローチ
おでこ頭痛と目の頭痛を起こしている「痛みのライン」の緊張を取り除いて行きます。
次に、周期的な過食と毎日のお酒による消化器官の疲労を軽減させます。
続いて、腹部のストレス系の緊張を緩和させて、首肩背中・肩関節の筋肉のこわばりを解除します。
改善状況
初回以降は、睡眠がましになり、頭痛は何か改善した感じになる。
2回目以降は、頭痛が50%に軽減、頭痛薬なしで済んだ。
3回目以降は、頭痛が30%に軽減、睡眠が良好になってきた。
4回目以降は、頭痛が20%に軽減、睡眠が長くなって体が軽くなった。
5回目以降は、日常に差し支えない程度になったので、つらい時はお越し下さいとしました。
Hさんの感想
「初診施術で頭痛がグッと減ったのが分かりました。その後は何か今までと違う感じになったんです。」
「3回目くらいから薬が必要でなくなって、睡眠が良く取れるようになりました。」
「20年ぶりにいつも曇っていた心が、晴れた感覚が続くようになったんです。」
「5回目以降は頭痛は10%ぐらいで、日常生活に支障がなくなりました。」
「慢性の頭痛がこんなにすっきりするとは思いませんでした。」
今後は
Hさんの頭痛は、20年間溜まりに溜まった疲労や緊張が起こしていたのです。
溜まった疲労や緊張は過去のものですので、取り切れば戻って来ることはありません。
この様な理由から、Hさんの頭痛は改善状態が続き、元の頭痛には戻れないのです。
長年抱えている頭痛の多くは、この様にして大いに改善して良い状態が続きます。
【慢性頭痛】満月でこめかみが腫れる頭痛
天気頭痛と満月頭痛
京都市の46歳の主婦Kさん、小4から長年の慢性頭痛を抱えておられます。
2年前からは天気が悪くなると出る「天気頭痛」と満月になるとこめかみが腫れるほどの「満月頭痛」が起きます。
現在は週に4回の頭痛で、薬はあまり効かない状態です。
体にアプローチ
頭痛を起こしている「痛みのライン」を確認して、ラインの緊張を取り除いて行きます。
次に、消化器官の疲労を軽減して、腹部のストレス系の緊張を緩和させます。
続いて、肩首・背中・肩関節などの筋肉のこわばりを解除して行きます。
その後の改善
初回以降は、頭痛が少し軽い気がするという程度です。
2回目以降は、頭痛がましになってきたそうです。
3.4回目以降は(集中受診で2回)、一気に頭痛が20%に軽減しました。
5回目以降は、薬が要らない程度の頭痛になっています。
6回目、まだ頭痛はありますが日常に差し支えない程度になりましたので一旦様子見としました。
今後は頭痛が増えて来ればお越しくださいとしました。
少しの刺激であふれる
頭痛は、体に疲労や緊張が溜まって来ると慢性的に頻発するようになります。
同時に体の疲労や緊張が満タンになると、少しの外的刺激であふれて頭痛が出るようになります。
Kさんの場合は、気象での数十ミリバールの気圧の変化が刺激になって天気頭痛を生じていました。
また満月の時の月の引力の増大が刺激となって、満月頭痛を起こしていました。
普通の人には、何も起きないわずかな刺激で頭痛が出てしまうほど、体は張り詰めているわけです。
慢性頭痛は改善しやすい
慢性的に頭痛のある方は、過去に溜まった疲労や緊張をたくさん蓄えている事になります。
過去に溜まった疲労や緊張は、取り除いてしまえば、元に戻って来ることはありません。
取り除いた分だけ、頭痛は改善していきます。
ですので、慢性頭痛の場合は回を重ねると軽減して、元のような頭痛には戻りにくのです。
この様な理由から、長年抱えている慢性頭痛は改善しやすい頭痛と認識しております。