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奇跡の脳

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一冊の本

不眠が劇的に回復したKさんが「先生の施術と似通う点がありました」と

寄贈頂いた本「奇跡の脳」ジル・ボルト・テイラー著

一昨日NHKでジル・ボルティ・テイラー「脳卒中を語る」が放映されていました。

テイラーさんが、脳卒中で左脳が機能停止して右脳だけで思考した時の不可思議な

体験とやがて左脳が回復していく過程を克明に記載されています。


右脳と左脳

右脳左脳という分類にも、脳自体にも私自身はさして興味はありません。

理由は、脳は司令塔ではありますが心や記憶のある場所では

無いと考えているからです。しかしテイラーさんが体験した様に私たちの

体の中にはふたつの世界が広がってると思われます。


ふたつの世界

マイナスのエネルギーからなる世界とプラスのエネルギーを秘めた世界

-のエネルギーからなる世界が大きくなると心と体は疲弊していきます。

慢性的な痛みこりが出る様になり、内臓の疾患や精神的な不安定が生まれます。

+のエネルギーを秘めた世界は、私も含めて体験した事のない未知の世界です。

テイラーさんはその世界を垣間見たのではと想像しております。


扉を開いてみたい

当院の整体は-のエネルギーの世界の疲労緊張を取り除く施術と考えています。

-のエネルギーが減る事で、痛みこりが改善し精神的な安定が生まれます。

次に、+のエネルギーを秘めた世界の扉を少しでも開けれないかということです。

テイラーさんが垣間見た世界へ、自分も自分以外の人もいざなえないだろうか?

もしいざなう事ができれば人の痛み苦しみを根底から減らせる可能性があります。

それが今、理想としている整体です。

ただし、どうやってという手段は今は見当たりません。

でもやがて見つけられそうな気がします。

そしていつかその扉を開けられます様にと願っています。



ジル・ボルティ・テイラー「脳卒中を語る」の再放送は  9月30日深夜(10月1日)


不眠が劇的に回復したKさんの回復ブログ









漏斗胸と眉間頭痛

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漏斗胸の手術をしてから頭痛が出た

中1のAさん、1年前に漏斗胸(胸の真ん中のおなかとの境界あたりが

陥凹している症状)の手術をしてから眉間に頭痛が出る様になりました。

中学入学と共に、頭痛が毎日になり体のだるさ・腹痛などで登校できなくなりました。

頭痛薬は、体がだるくなるだけで効き目がないそうです。



手術との因果関係は?

手術と頭痛の因果関係は大いにあります。

胸の陥没部分を通るコリのラインに強い緊張があり、このライン上に眉間もあります。

漏斗胸の手術は、陥没した胸骨を金具で持ち上げて強制的に固定するのです。

胸骨はコリのラインの強い牽引で陥没していたのですから、無理に戻せば

コリのラインの牽引は別な部分に向かざるをえません。それが眉間の頭痛です。


改善の開始

眉間と胸骨を通っているコリのラインの緊張を取り除いていきます。

やがて緊張は減少して、初回あった眉間頭痛が治まりました。

2回目 少し改善しているとの事ですので、再度緊張を解除しました。

しかしその後、来られなくなりました。


再び頭痛が出てきた!

2回目以降、薬が効くようになり、やがて夏休みは頭痛が無くなったそうです。

ところが、2学期登校しようとすると再び毎日の頭痛が発生したそうです。

結果、登校はできず、振り出しに戻った感じです。

お母さん曰く「本人は、登校する気持ちがあるのになぜ?」


もう少しだったのに

施術を重ねて行きますと、頭痛は治まってきます。

しかし頭痛を起こしているコリのラインにはまだまだ緊張が残っているのです。

平均5回はお越し下さいとお願いしていますが、Aさん2回で中止されています。

頭痛が出なくなるという事は、体の緊張が限界ギリギリを少し下回ったという事です。

この段階では、登校という負荷で緊張は高まり、頭痛に到ってしまいます。

夏休みの間に5回来て頂ければ、何とかなったのに!残念です。


思春期は入念に根気よく

思春期に起きる症状には、自我の芽生えによる心の疲労が大量に入ってきます。

Aさんの場合は、生まれながらに胸が陥没するほどの負荷を抱えているのですから

思春期は何が起きてもおかしくない状態なのです。

体の負荷をとことん減らすという事をしていく必要があります。


もっと丁寧な説明を

Aさん2回の施術で負荷が減少して薬が効くようになり、やがて頭痛が止まりました。

ご両親は薬が効いて治ったと思われた様です。

薬は症状を押さえるだけで治ったのではありません。

今回の様に症状が再発するとそれがトラウマとなり、以前以上に手ごわくなります。

思春期の症状に対しては、しっかりと負荷を減らす必要性がある事を

もっともっと丁寧な説明を重ねて、ご両親のご理解を促すしかありません。
















薬が効かない毎日の頭痛

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薬が効かない毎日の頭痛

Kさん、3年前からこめかみ・首筋に頭痛が出る様になり

今年に入ってからは毎日の頭痛に悩まされています。

MRIの検査も受けるが異常はなく、薬は全く効かない状態です。



強い緊張がある

触診しますと、体の深部に強い緊張があり

多数の頭痛を起こしているコリのラインが確認できます。

深部の緊張を、ひとつひとつ解放していきます。

初回あった頭痛が大いに改善しました。


その後

その後8回お越しになって、頭痛はほぼ出なくなりました。

その後も、改善の促進のために月2回の施術を続けておいでです。


頭痛の原因は?

ここ5年間認知症の母親の介護をされておられました。

介護の負荷が徐々に体に蓄えられて頭痛に到っています。

今年には母親の癌が見つかり、益々頭痛が悪化したと思われます。

先日、残念ながらお母さんが亡くなられました。

これでKさんは、元の様な頭痛に戻る事はないでしょう。

今後は、5年間溜まり続けた緊張を取り除く施術を続ける事で

より良い状態が生まれるでしょう。












プロフィール

平安コンディショニング院長

Author:平安コンディショニング院長
痛みこり専門整体院
片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・子供の頭痛・眼精疲労・円錐角膜痛・目の痛み・肩首のこりを専門にしております。京都市の三条寺町にある平安コンディショニング。

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